運転席や助手席の前方にあるダッシュボードはダッシュパネルの一部で、運転席側にはインストルメントパネルが付いています。普段は車を運転する際に、あまりダッシュパネルを意識ことはありませんが、車が安全に走行するために欠かせない部位です。
ダッシュパネルは骨格を構成する部分であるため、交通事故などで、ダッシュパネルを修復した場合は事故車という扱いになってしまいます。
ダッシュパネルは位置的なことから、小さな事故で損傷してしまうことはあまりありません。他の車や障害物が衝突しにくい位置にあるためです。しかし、直接ダッシュパネルに衝突しなくても、前方から強い力が加わると、ダッシュパネルにまでその衝撃が及び、破損してしまうことがあります。ダッシュパネルが損傷してしいる車は、かなり大きな衝撃を伴う事故に遭ったということが想像できるでしょう。

ダッシュパネルの損傷度合いがそれほど激しくない場合には、板金工場などで修復することが可能です。しかし、ダッシュパネルが損傷するくらいの事故に遭っている場合には、損傷している箇所は他にも多く見つかります。直接衝突をした箇所にはかなり凹みが生じているはずです。
ダッシュパネルの修復とともに、周辺箇所も修理しなければなりません。修理費用がかなりかかります。ダッシュパネルの修復で比較的損傷度合いが軽い場合でも、10万円くらいはかかるでしょう。損傷度合いが激しい場合には、ダッシュパネルそのものを交換しなければなりません。
ダッシュパネルの交換は多額の費用がかかるだけでなく、車そのものの価値が大きく下がります。事故車として扱われてしまうこともあり、中古車の場合にはかなり安い金額です。しかし、車に対して愛着を持って乗っている人の場合には、修理費用が高く価値が落ちても、ダッシュパネルを修復して乗り続けることもあります。